プリンターの性能を生かすためにも、良い印刷物を作る必要がある。色相を統一しトーンを考えていくことで、印刷物としても完成度の高いものができ、本当に必要なランニングコストが見えてくる。

 

仕事などで印刷物を人に伝えたいと考えれば、色をしっかりと考えていくことが重要になります。

どんなにプリンターの性能がよく、高性能なインクを使っても、色というものを意識できなければ、それは人に伝わらず、いいものとは言えないものが出来上がってしまい、コストだけが消費されてしまうのです。

 

色を考えていくうえで、色相を統一するということがあります。

色を組み合わせる配色は2色が最も安定します。

数を増やせば増やすほど、安定感を欠き、見る人に不安定さをアピールすることになってしまうのです。

そこで、色相を統一してから、彩度や明度を調節していく方法がとられるのです。

 

いいカタログなどの印刷物を見ると、どういったことを意識させたいのか、その目的がはっきりしています。

それは色相を統一し、彩度と明度の複合概念であるトーンを変えているからなのです。

トーンはイメージという言葉でも置き換えることができるのですが、夏をイメージするようなビビットや冬をイメージするライトグレイッシュなど分類図などもでき上げっています。

こういったものをうまく活用していくと、印刷物としてとても完成度の高いものが出来上がっていくのです。

 

プリンターの性能は再現性の高さでしかありません。

良い物を作って印刷することを考えていくことで、プリンターの性能を生かすことができますし、それだけのコストに見合うものが出来上がります。

そのうえで、インクのコストなどを考えていくことで、本当に必要なランニングコストが見えてくるのです。